盛りだくさんな夏休み

夏休みが終わってブログを書くのはオニパン開店以来の慣例。毎年しっかり書いている。しかし今回はさらりと。と言うのもすごく思い入れのある計画を立てたわけでもなく、まあ行ってみようか的な感じでの軽い遊び感覚。

以前は、ママと交代で一人旅行なぞを計画して、「青春」を謳歌したりしたものだ。ママが由布岳でけがをして以来、股関節の調子が悪くなり、犬の散歩やきつい動きが出来なくなり、一人旅行も一時お預けとなった。だからこの間二人での軽く小旅行がふえた。

夏期休業初日月曜日、以前から計画していた「櫟の丘」へ。オーナーの「やっさん」とは知り合い。開店当初は、まだ建物も料理もそれほどではなかった。「やっさん」は、料理人と言うより、プロデューサー、実業家的な人だ。長崎の監獄が解体されると聞くやいろんな材料「鉄や石」などタダ同然でもらってきて保管してたり、タイにいっていろんな中古品を買ってきたり。自分でユンボを使い工事してみたり。行っていない数年間の間に「櫟の丘」はどんどん進化発展。今ではずいぶん様変わりしたのでは期待を持ってお食事へ。

予想は的中!というか、予想以上。予想を裏切ってと言う方が当たっている。すごい!これがあの櫟の丘か!!

料理もおいしい。そしてお食事の空間は湯布院を見下ろす天上の世界。テーブルも建物もインテリアもエクステリアもズッシリと重たい素材を使い、重厚感に満ちていて、そしてオシャレ。すごいな~!!こんなスペースでお食事すると、お値段も高く感じない。

刺激を受けた翌日は、私も頑張った。今回は「バターチキン」カレー。

バターチキンは北インドカレー。このカレー、気に入りました。なにがって?材料が少ないのと早くできるのと、その割においしい。これで3種目。今回は初めてレッドチリパウダーを使った。レッドチリパウダーという商品が手に入らなかったので、同じ原材料の赤唐辛子パウダーで試した。全く問題なし。カレーにはクミンシードを使うのが常道なのかと思っていたが、クミンを使わずとも美味しいカレーが出来るんだな。ガラムマサラの中にクミンが入っているけどね。

さて、お盆までとても忙しく、母親の墓参りに行っていなかったので、水曜日自転車で墓参りへ。

すでに誰かが(わかっているけど)きれいな造花のお花を飾ってくれていた。右のお花はオニパンの畑に咲いているお花。母が亡くなって11年。あの東日本大震災の3週後に亡くなった。時が過ぎるのは早い。11年後私は生きてるのかなあ。

さて、充実の夏休み。いっときもボ~っとしてなかったぞ。朝は墓参りの日から3日間、自転車でトレーニング。体力の衰えを感じながら、大村混さんを見習って、運動を続けることを再確認。運動の後、気持ちが若返る。運動の汗の量と気持ちの相関関係。そして、写真は載せないが、3日間ユンボに乗る。工事現場が激変。

そして木曜日、全く去年と同じ行動。それはあの「黒嶽荘」へお風呂とお食事コース。

ほんとここはいい!気に入ったあ~!!長湯と同じ炭酸水が豊かに噴出する。炭酸水も売っている。蜜を入れたらサイダーだ。その冷たい炭酸水(9度)の水にソーメンを浸けて食べるのうますぎる。シビシビソーメン。

写真で分かりづらいだろうけど、ソーメンの入れ物の下から炭酸水が湧出している。

料理もうまか。そしてお風呂は予約制みたいな感じだが(あまり宣伝していない。これぞ隠れ家的。ひろまったらいやだ~)、炭酸水のお湯と水風呂(鉱泉水)。これを交互に入る。水風呂は冷た~。50かぞえると指先が痛くなる。そして温かな方へ。(うちでは、これが気に入り、昨年、水用の簡易バスタブを購入した。)お代金がなんと一人300円。今時こんな商売をしているとは。だから広まったら問題が生じるかも。と言いながら、ブログで広めている私。ごめんね、聞かなかったことにしてください。

とにかく黒嶽荘の炭酸水とソーメンと料理はいいなあ。それが由布市にあるんだから。庄内。海抜750㍍。涼し~!避暑と慰安にはもってこいの場所だ。お盆の時は忙しいらしいので、それは外した方がいい。冬もゆきが積もるし・・・。

こんな夏休み。短期間にいっぱい詰め込んで、でも楽しかった!!!