Author: 日浦 晃英

　ユーチューブで見た分割機の映像では、機械自体がゆっさゆっさと揺れたりしていた。しかし、この機械はそんな簡単には揺れそうもない。重量は４８０㌔。いかにも金属の塊。以前購入して返品した手動分割機とは似ても似つかぬ代物。以前が軽自動車であれば今回は重戦車。いいですねえ。重たいの好き。そして今朝。いよいよ初舞台。幕があがるぞ。

昨夜なんか夢に見た気がする。分割をする夢。この分割機に期待するものの重み。労働時間短縮。大量注文、イベント対策等々。東京からのいつもの大量注文だって怖くない。バターロール２００って、フン、朝飯前だぜ。（こんなに来ないけどね）

分割する生地を載せる板への生地の載せ方（広げ具合）などが難しいと業者の方に言われた。今朝、生地を板に乗せながら多分こんな感じかと作業していた時、その映像がフラッシュバック！これだあ！っていうのは、１２年前一度だけしたことを思い出したのだ。あこ庵での修行。うまくいくはずと確信めいて、機械にセット。両手で起動ボタンを押す。ウィ～ン、ガチャ、ズズズ～。約１０秒か。できたあ～！！３０個の丸めが出来ている。使える。使える！多少の重さのずれはあるが、なんとかなる範囲。貧乏性の性癖を克服し、やっと本物を手に入れたぜ。ありがとう、オシキリSFD-38君！

　別府店に「オニのこだわり」のサインが取り付けられました。なかなかかわいいでしょう。このサインは、オニパンにやって来るサイクリストの奥様につくっていただきました。文字も絵も素敵ですねえ。オニのこだわりは、オニパンカフェの基本方針として明快でわかりやすいものです。これを多くの方に知っていただくために、看板をつくりました。今日から別府店に張り出されています。

　2回目も心打たれました。。アメリカ社会の深刻な人種差別の問題を含めて、人生や戦争、人間愛などの重いテーマを、引き込まれるストーリイ展開、エンターテインメント性で飽きさせない映画として完成させています。感動します。明日も仕事があるのに、昨夜は映画と焼酎の夜でした。さあ今日も頑張ろう。

　さて、パンの話に。フランスパンに塗って食べるととてもおいしかった。写真の小瓶のものです。ドイツ帰りのお客様から頂いたパテ。パン関係の方なら皆さん知っているだろう代物。日本では一般的ではないのですが、ヨーロッパの方は当たり前のように使っているようです。バターやジャムみたいに。なんていうか、発酵している感じです。ちょっと臭みがある。それが、たまらなくおいしい。人によるとは思いますが、私はどうにも止まりませんでした。作りたくなりました。パテ、最高！

　　重いのに二人でロープを肩に回して運びます。聞くとピアノ運びが専門だそうで。体がしっかりしてますわ。

　私の作った設置スペースに収まりました。床の生コンが頑丈だし、保冷庫から出るだろう水気にも対応できるので安心。壁の波板が取り外せるので、設置も楽にできました。

　さあ、後は良い小麦が出来るのを待つばかり。なんて、うまくいくのかなあ。