たくましく、しぶとく、上品に

コロナが猛威を振るっています。「今そこにある危機」って言っても、当たらずとも遠からず。コロナ感染せずとも、間接的に生活を脅かし、今後の先行きはどうなっていくのやら。大学3年生のお客様に聞くともう新入生の時よりずっとオンライン授業とのこと。若者の人間的成長を奪うと言っても過言ではないコロナ禍。弱者にとっては生活基盤そのものを奪う深刻さが日に日に明らかになっている。

なんとしたものか。なんとかせんとなあ。思うことはできても、具体的な行動としてはあまりできていないなあ。

今は、目先の、自分の仕事やかかわりのある人たちに対して、できる限りのことをせねばと思う。

気が付くとオニパンカフェのオープンテラスに、かわいい、上品な百合の花が咲いている。今年突然現れた百合の花。

このユリは栄養のない道端や空き地などに育つようです。調べると、台湾原種で帰化した種類の百合だそうで。とてもきれいで上品。こんなに貧しい土壌でも、凛と気高く咲いています。いいですね、生き様が。

花言葉は「純粋・無垢」。気を付けて見てください。きっと身近なところに咲いていると思いますよ。おっと名前は「たかさごユリ」だそうです。一年で育つ種。ゆり根もあるんでしょうが。