ちょっと一工夫

開店当初からは考えられないパンづくりの一工夫。

昔は、本に書いてあるパンづくりの技術一つ一つが理解できなかったなあ。

数多くの経験を重ね、数多くの試行をし、(あ~すれば、コ~なるはずだ)みたいな予測も出来るようになった。

若いスタッフの横山さんがつくっているクランベリーチーズ。それに、一工夫してみてはどうかと、話を持ちかけた。彼女は、脳の受け止めが良く、一度聞いたことをあまり忘れないようだ。早速、私のヒントを使って、自分なりの成形を試みた。焼き上がって「マスター、粉を使ってやったらこうなりました。」とクランベリーチーズの天板を持ってきた。

「へ~、おもしろいやん。ちょっとハード系みたいになったな。」と答える私。ビジュアルがワンランクアップ。これもパン屋の楽しみの一つ。