2年連続、獣害のためにあきらめたパン小麦の栽培。そして心までやられていた私。しかし、お客様の励ましと、願いに応え、再度挑戦の意を固めた。この休みの水曜日、岩手県から取り寄せた超強力小麦「銀河のちから」を5畝(一反の半分)ほどの畑に播種(種を蒔くこと)しました。
トラクターに播種機を取り付けて、いざ出陣です。蒔く種は2キロほど。以前は「種まきごんべえ」という一条蒔き(一すじ種を蒔く、運動場のライン引きみたいなもの)で苦闘していましたが、播種機を使うときれいに、簡単に種まきができます。
完了!ものの20分。すごい。
小麦栽培を始めた8年前は、見事に小麦が育っていました。
こんな状態だったのになあ・・・そして園田の爺さんが小麦をコンバインで刈ってくれた。
それを乾燥させて、製粉。初めの2年は、天日干しで乾燥させてたっけ。
雨が降ると大変なので、なんと家の2階に持って行ったこともある。
今から考えると、大変なことをやっていた。乾かすと次に実以外を分別。
電動唐箕で分別。こんな大変ことを農民はやっているのか?と信じられない気持ちになっていたが、これは昔の話で、現在は大量の米や小麦などは大型の乾燥機で2~3日かけて乾燥している。私もそれを知ってからは、農家さんに頼んで乾燥させている。そして乾燥させた小麦を毎年豊後大野市の平野製粉所へ持って行って、小麦粉に製粉する・・・大変な作業をしていた。
さて、今回は、気を引き締めて鹿やウサギとの闘いを進める。もうやられないぞ!水曜日に植えた小麦は10日後に芽を出す。その頃には、万全な柵作りをしておく。小麦のお世話だけで終わらない。今年は、動物たちのお世話(闘い)もせねば。そして小麦が出来る日を夢見て。まさに「塚原のユメ」小麦だ。(ちなみに収穫した小麦の名前は製粉した人間が付けることが出来る。この自家栽培小麦は「塚原のユメ」と名付けている)。
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定休日 火・水・木(※木は予約販売受取のみ)
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