新年明けましておめでとうございます。

本日より営業開始です。休み中も問い合わせもたくさんあり、オニパンの休業は長過ぎる印象があるのかもしれません。しかし、今日よりバリバリ営業はじめます。

毎年、折々帳などで今年の抱負と題して、目指す目標を書いてきました。しかし、今年は書けませんでした。年齢もあるのかな。或いはオニパンの現状もあるのかな。持続可能を旗印に、今年はいくつかの自力をつけるところで頑張りたい。

自力の中身の一つは、美味しい生地。新商品の開発みたいなところよりも、従来の商品でその基本となるパン生地のおいしさの追求。生地に関わる粉や発酵を大事にする。

最近食パン人気が高まっている。良く食パンが売れる。本当にお客さまは正直だ。美味しければ、リピートしてくれる。食パンは生地そのものを食する商品だ。生地だけでの真っ向勝負アイテム。そのもっとも根本的なところを大切にしていきたい。その方向性は、他の菓子生地やフランスパン生地、玄米食生地、カンパーニュ生地等に共通すること。フィリングや添加具材のおいしさに頼るのではなく、生地が美味しいパンが大切だと思う。

もう一つの自力として、持続可能な働き方。スタッフの長時間労働をなんとしても解決したい。そのために考えられる改善策を多方面から取り組みたい。たくさんの種類の美味しいパンが日々製造できたとしても、一人でも倒れることがあれば、全てが機能麻痺に。美味しいパンは薄い氷の上で働く職人の努力で維持されている。ひとたび氷が破れれば、簡単にストップしてしまう。本当に安心できる労働環境で安心してパン作りが出来ねば、お店は維持できない。

この二つの自力を付ける方向でやっていこう!今年もよろしくお願いいたします。