ちびっこファン

オニパンには、ちびっ子ファンもたくさんいるようだ。「うちの子はオニパンだったら食べるんですよ」みたいな言い方をするお母さんがいる。地元塚原小学校の子どもたちはオニパンへ熱いエールを送ってくれる(毎年社会見学して色紙に)。小学校を卒業し社会人になってもオニパンに顔を出してくれる子たちがたくさんいる。先日紹介した「アカノ・マルシェ」の販売スタッフも小学校一年生からのオニパンファン。

子どもたちに夢を与えられるのはサッカーばかりじゃないぞ。場末の小さなパン屋さんだって立派に夢を与えることが出来るのだ、と胸を張っていえる。そういう出来ごとがしばしば起きるからだ。

昨日の移動販売、青葉台住宅街。そこにちびっ子ファン現れる。一年近く前にも紹介したことがある。確かそのとき3歳だった子。聞くと5歳の年中さん。もう一年以上前か。そのちびっ子はず~っとオニパンファンを続けていた。

自分で作ったオニパン移動販売車を持ってきてくれた。今日はオニパンが来る移動販売の日なので、調子が悪くなる予定(風邪のため)で、幼稚園を休んだとのこと。おおらかなおじいちゃんとおばあちゃんに連れられて、薄着で移動販売の場所へ現れた。移動販売への場所に行けると言うことで、朝からオニパンソングを歌っていたとのこと。「え~、曲を憶えてるの?」「ぜ~んぶ憶えてますよ。」とおばあちゃん。一回聞いたら憶えられるとのこと。こんな子どももいるんだなあ。アルファベットのスペルも正確に書いてあるし。特にcafeのところなんか、[CaFE’](うまく表記できない)しっかりそのまま書いてる~!!!

恥ずかしがり屋でただニコニコしていて、お話はしない。帰るときも車の窓を開けてこちらを見ているので、おばあちゃんに、どうしたのと私が尋ねると、「移動販売車を見ながら帰りたいって言うので」と。私は、この子の気持ちにジ~ンと来ましたね。

ちびっ子ファンの夢を壊さないよう、今日も美味しいパンをつくるぞ~!!!