内山へ 

何年ぶりだろうか。塚原の山、昔は別府三勝と呼ばれたらしい(別府側から見ると鶴見山に続く壁のような景観)内山へ挑戦。塚原高原にでんと横たわるその山の姿は涅槃像とも言われている。内山、蔵ガ戸、鶴見の連峰が確かにそのように見える。私は今回3度目。しんどかった記憶、ロープを使っての急登、眺望の素晴らしさが心に残っている。果たして登れるか。先週の由布岳登山で自信が付いているので大丈夫!?

登山口は塚原温泉のすぐ下あたりから。紅葉がきれい!午前8時50分。

登っていくと、映画撮影(松本潤主演)のあった景観が広がる。伽藍だけの麓の鉱山だ。

迫力あるぅ!!塚原温泉は超酸性湯。硫黄やその他なにがしかの鉱物が岩肌を色どり鮮やかに染めている。

この先から内山へと続く。

初めはそこまで急登ではないがそれなりの登り。広がった裾野ではなく、とがった屏風のような山だ。細い尾根道の右側は塚原高原、左側は別府湾が一望される。

こういう尾根道は面白い。風が強いと少し怖いが。昨日は天気も良く、眺望がきいた。このあと、すさまじい(大袈裟かな)急登が20分くらいか続いた。それはロープ無しでは無理の急登と、崖。危険。しかしスリルありでおもしろい。終わったかなと思って、ほぼ平坦な尾根道を行くとさらに急登。ちょっと心折れそうになる。以前は体に自信があったので、なんだこれくらいと思って登っていたと思うが、現在は(もう、ちょっと、やめてよ、まだあるの)みたいな気持ちになる。

昼過ぎに人との約束があったので、時間を見ながら。う~、ちょっと時間が足りなそう。頂上まであと20分くらいかな、というところで諦め。

1220㍍地点。あと50㍍上が最高点か。まあいいや。登れる体力はあった。この地点からも別府が下に見える。

目の前の山が扇山(大平山)。その先には別府湾、高崎山が見えている。

良かった!!まだまだこれから山が楽しめそうだ。帰ってママと話したら、彼女は以前内山に一人で登ったといっていた。「5時間かかったわ~」とも。すごいなあ~、あの怖い急登を登ったのか。結構やれてたんだな。体力もあったのだ。今は股関節が悪く、山どころではない。残念だな。毎日リハビリ頑張っているのでいつかは一緒に山に登れる日も来るといいな。いや、きっとくるにちがいない。

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