オニパンでバイトしている李(り)君とオータンに、中華料理パーティーに招待されました。APUの学生(中国人)5人で一つのマンションの部屋をルームシェアして、共同生活しているとのこと。私とママとタックン(タイ人)の3人が招待され、計8人でパーティになりました。李君は2年生20歳。「私は料理が得意です。家にご招待します。」と切り出され、(ウ~ん、どんな料理を出されるのか)と少々戸惑いながら、の参加でした。彼は、3時頃から一人で黙々とつくっていたそうです。5人の中国学生の内訳は、二人が男性、3人は女性。李君一人が料理をつくり、他のメンバーはつくらないそうです。少し手伝ったそうですが。その料理は・・・・想像していたものとは違い・・・・驚きの代物でした。
サラダと赤飯はママが持参したものですが、あとは李君が一人でつくったもの。
食べると・・・・何という旨さ!私が以前台湾で食べた中華料理と比べ、李君の方がグンと旨い。お世辞ではないのです。
中国の女子学生は見て、食べるのがお仕事のようで…ほんと李君は大したものです。
話題は食べ物から、日本での生活や中国の生活、タイの暮らしなど盛り上がり、若者との交流でずいぶん若返りました。
オニパンのスタッフで記念写真をパチリ。
右が李君。その隣がオータン。左端がタックン。
今オニパンは若者に支えられてやりくりしています。
折々帳
APU(アジア太平洋大学)チャイニーズウィーク
オニパンには、現在4名のバイト生が来ている。中国人とタイ人。中国の学生さんから今週は、チャイニーズウィークと言って、中国の文化行事がある週だと聞いた。最近は、オニパンも国際的になっていて、中国やタイのお話がめっきり多くなっている。ママは中国の料理が食べたいと、私を誘うので、行くことにした。
APUの構内の街灯には、中国らしい、ぼんぼりのようなものが飾られている。
大きな掲示版には、6月11日18時30分より、グランドショーがあると書かれていた。
さて、目当ての中華料理。学生会館のようなところに入ってみると、中華料理のコーナーがああった。しかし、思っていたようなものではなく、種類も少ない。チャイニーズウィークだからと言って、普段と違う特別料理を用意していたわけではなかった。うう、残念。気を取り直して、料理を注文。
ちょっと塩からい味付け。
ウう、残念。
6月11日の発表に行くことにしている。高(コウ)君が、空中ゴマを披露するとのこと。これに期待するとしよう。
左が高君です。
拾いもん2
お待たせしました。あの拾いもんが、何とか置物に変身です。
「拾いもん」のお話をを読んだ方が、「あれ、どうなった?」と聞いてきます。もう、すでに、置物になっていたのですが、ちょっと公開するのには後悔する代物になったので、気後れしていました。しかし、今回の日記でお披露目します。
どうでしょうか。立派でしょう。これを見たお客様が「この角は、すごい!なかなかこれは手に入らないよ。」と、おっしゃっていただきました。
下の台は、うちの庭に転がっていた木を削ってつくりました。ただ、後悔するのは、その木に塗ったオイルステイン。ホームセンターで、「五割引」の赤札が張ってあったので、思わず飛びついて購入しました。塗って見て、なるほど、売れ残っていた意味がわかりました。ママは、肉の塊みたいで、気持ち悪いと、軽く言ってくれます。こちらの方は、重い気持ちになります。
取りあえず、せっかくですから、玄関にかざりました。
オニパンカフェの助っ人たち
ゴールデンウィークが終わり、ホッとしているところです。なにせ、休みなしで7日間、しかも超ハードな労働が続き、中高年のママと私の体がついていけるか心配だったからです。最近のオニパンカフェは、若い人たちの手助けで成り立っています。現在、4名のAPU(立命館アジア太平洋大学)の学生が入れ替わり立ち替わりで働いてくれています。
その4名の若い力で、連休を乗り越えられたと言っても言い過ぎではありません。
全員外国人。1名がタイ国、そして3名が中国。皆さん、まじめで、頑張り屋。
私は、その青年たちから、さまざまに刺激を受けています。
タイのタックンについて少し紹介します。タックンは、3回生。タイ人ですが、見た目は韓国のあのぺさんにそっくり。タックンがパンの販売を手伝ってくれる時、中年の女性のお客様の目がきらり輝くのが見てとれます。
それはさておき、彼は親からの仕送りは全くなしで、授業料・生活費全てをバイトで稼ぎだし、学生生活を送っています。入学金も65%免除で残り35%を支払う際に、先輩に借りて、ローンで返済したそうです。それだけ聞いても、親の援助で優雅な大学生活を送った私など、頭が下がる思いです。
中国から来た3名の若者は、経済状況はタックンとは違います。お店にも車でやって来ます。特にバイトをしなくてもやって行けるようですが、社会勉強的な感じで働いているようです。しかし、みなさん本当に清々しく、努力家です。
4名に共通するところは、英語ができる。日本語もうまい。向学心が旺盛。活動的。自分の将来に夢や希望を抱いている。
日本の若者も以前は夢を持ち外国留学する者も多かった。外国に行きたがらない日本の若者の話を聞くにつけ、さびしい気持ちになって来ます。
拾いもん
先週、コースケと初めてのコースを散歩しました。それは、ムケンヤマのあまり人が入らないところです。ちょっとゆったりと、足を延ばして、探検っぽく散歩をしてみたくなったからです。草原から林のような木々が生い茂った場所までやってきて、ちょっと薄気味悪かったけれど、中に入って行きました。その時、足元に何か固いものがコツンとあたりました。「あれっ」と、足元を見ると、「うわっ、なんだこりゃ。」そこには、大きな鹿の角が。あまりに見事なので、家に持って帰りました。
汚れをとって、磨きました。「ふ~ん。見事!すげ~。」大阪にいたとき、お囃子をするために、鉦や撞木(しゅもく)を買いにいったりしました。コンチキチンと鉦(かね)をたたく、ばちを撞木というのですが、それは菜箸の先に鹿の角がついたものです。
鹿の角はとても良い鉦の音を引き出す素材なのです。小さな2~3センチほどの鹿の角がついた撞木で2千円ぐらいしていました。大きな鉦をたたく5~6センチほどのものは5000円はしたでしょう。私が拾った鹿の角は、はるかにでっかいものです。値段にしたら数万円はくだらないでしょうねえ。
どうです、見事でしょう。
これを、知り合いに見せたら、「この鹿の角は、3段の角になっている。普通2段くらいやけど、これは立派!」とほめてくれました。
塚原って、やっぱ、すごい所だと再認識。
私はこれで、帽子掛けをつくろうと思います。次回の折々帳で報告できたらとおもっていますが・・・。
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