豊後大野へ 小麦製粉

もうお馴染みとなった豊後大野の平野製粉所。私も今回は迷わずに一度で行けた。(迷わないために社長にあらかじめ番地まで伺い、しっかりGoogleマップに打ち込んだからね。)

雨に打ちのめされた小麦がどれほどのパン小麦粉として製粉されるのか、いささかも自信はなかったが、社長の話では、それほど悪い小麦ではないと言われる。もちもちのパンが出来るのではとまで言われる。

持って行った小麦量は40キロ。歩留まり40パーセントで製粉していただいた。普通は歩留まり70パーセント。つまり、30パーセント捨てる。私が要求したのは、きれいな部分40パーセントをパン小麦として使うということ。お酒でいえば、大大吟醸の商品。(小麦に自信がなかったので)

うん、確かに!小麦の手触りはいい感じだ。さあ、これでどんなパンが出来るだろう。期待は膨らむ。早速パンを焼いてみるぞ。

ということで、豊後大野へ来たからには、いつものところへ。

三重町駅前の「大五郎食堂」。今回は・・・

オムカレー!食べました!つい自分のお年をわきまえず、完食!後で、胃が重たくなりました。それにしても量が多い。そしておいしい。

少し散歩しないと胃によくないなと、駅前通りをぶらぶら。かつては繁栄を誇っていた(だろう)三重駅前通り。今は、空き店舗も多く、寂れた感じだ。同じ商売人として、いろいろと思いがわいてくる。大五郎食堂の向かいの食堂は、同級生のライバル店だったようだ。閉じられた店舗の壁に、「3代続いた食堂を閉じることになりました。・・・」との張り紙が。後を継ぐ人もいなかったのだろうし、通り自体が閑散としてきて、商売が立ちゆかなくなってきているのだろうし。大五郎食堂もどうなるのかなあ・・・。大将は病気がちの77歳。考えていたら、自分の先の姿とかさなってきたりして・・・。複雑で寂しいような。