梨の話

梨の話を聞きました。休みの火曜日、庄内の梨農園(小野幹夫さん)でのこと。

(まだ、出回らないのかなあ~?)毎年今頃の時期に来ると思います。梨はスーパーで出ているのですが、庄内方面ではそんなにお店が開いてない。忙しさに流されて、気づけば時期が終わっていた…みたいなことになってしまう。昨年がそうだった。梨のデニッシュが出せなかった。

知り合いのつてで小野農園(庄内では2軒あるが)と連絡が取れた。火曜日12時過ぎに迷い迷いたどり着いた小野幹夫農園。ご主人が待っていた。いくつか梨を用意してくれていた。その中でどの品種がパンに合うのかという気づかい。それぞれに味や食感、舌触り(歯ざわり?)が違う。

出された梨の中で豊水と南水が気に入る。高い糖度(13度~14度)で、水分にあふれている。梨の旬はそれぞれの品種で決まっているそうだ。豊水の場合、花が咲いて153日目。小野さんの梨園でいえば、9月1日が153日目だそうだ。その旬の日から前後10日が収穫の時期。私が行った日は、まさに旬の前日だったわけだ。

皮の厚みも品種によって違うそうで、皮の厚い新高梨ヤアタゴなどは日持ちがするそうだ。そしてアタゴなどは酸味も強くそのままでは食べれないので収穫して寝かせるそうだ。すると翌年の春先まで食することができるそうで、(へ~、甘夏と同じだなあ)なんて思いながら話を聞いていた。

これらの梨は、お店に並んでいるものではなくすべて私の手で木から収穫したものです。新鮮~なのだ。

また来週も収穫に行こうと思う。この梨を使って、一昨年大好評だった「ワインペア」を作ります。さらに梨のパイを新作としてデビューさせますからね。お楽しみに!