豊後大野へ 

本日の移動販売 12:00~12:30 OBS駐車場 13:30~14:30 森町836  3日 12:00~13:00中津市上如水 山望庵駐車場 14:00~15:00宇佐市江須賀 江上トーヨー住器駐車場

休みの火曜日のこと。自作の「塚原のユメ」小麦がなくなったので、玄麦を製粉するため、豊後大野へでかけた。ママはいろいろと用事もあり、今回は一人旅。道すがら「旅は一人に限る」なんて、考えながら車を運転。二人だと、気持ちも緩み、普段と変わらない日常の中、新鮮味や新たな発見もなくなっていく。一人はいいなあ~と思いながらずんずん進む。もう2度来た道だから、平野製粉所もすぐわかる。なんせとても分かりやすいところにあるもんな。

そう思っていたのだが、事態は違う方向へ。近くまで来たはずだが、なかなか製粉所の景観がでてこない。あれ、おかしい。もしかしたらいつものやつか。

結局困り果てて、頼みのグーグルマップもだめだし、ちょうど見かけた自動車整備工場のおじさんに尋ねる。彼も地図で探したりしたがわからず、知り合いの詳しい方に電話。多分そこだろうというところまで、仕事を放って道案内。こんな感じで人にいつも助けられ、他人の情けに感動することばかり。これが一人旅の醍醐味。

豊後大野へ来たからには寄らないといけない場所がある。それは・・・サイクリスト ダイさん(今は木こり)の実家「大五郎食堂」。

もう繁盛店なんですから。奥さんのおすすめ「カツハヤシ」を食しました。

親父さんとお話ししました。今77歳。あと3年はやりたいとのこと。80が目標か。自分はどうだろうと自問。しかしこの大五郎食堂つぶすのはもったいないなあ。ダイさん後を継がなくちゃあと思う。

さて、ユメ小麦の製粉もうまくいきあとは帰るだけ。一人旅はいいものだ。道にさえ迷わなければ。

しかし心配なことが出てきた。それは無駄に動きすぎてガソリンの警告灯が点灯。帰り着くまでは持たないだろうとGSを探す。これがわかりにくい。何を勘違いしたのか、山道を通れば帰りながらGSにたどり着けるだろうと。今から考えれば、直接湯布院へ戻るのではなく、いったん大分市へ行きそこから湯布院が当たり前。なのに、なのに、なぜ?そこが普通の人と私の違いなのかな。

それで、迷いました。大変な山道を。これじゃあいつも見ている「ポツンと一軒家」の世界じゃないか。このまま山の中で遭難なのか。ホントこわい思いでした。

グーグルマップが助けてくれ、なんとかガソリンスタンドが見つかり給油。そこでおじさんに道を尋ね湯布院へ。帰り道の途中で出会った道の駅「おおの」。ここは、製粉所のある千歳よりも湯布院から遠い場所。あ~、反対方向へ行ってたのか。しかし、そのおかげで初めてのいいところでおいしいソフトの体験ができました。