お店愛(みせあい)

前より書こう書こうと思いながら、写真だけはアイフォンの中に保存。由布院には個性的なお店が結構ありますが、その中でも群を抜いているお店があの「ゆふいんバーガーハウス」です。駅前の由布見通りを歩いていると、その一角だけがちょっと異次元の世界のような独特の雰囲気を醸しています。手描きの看板がいい感じ。

今回、新調された由布岳のデザインとハンバーガーの中身を字に置き換えたナイスなセンスの看板。プロに頼んだ看板ではありません。手作り!私にはできないので、ただただ感心するばかり。けれど、そう簡単にはできないでしょうね。時間がかかる大変な作業なのでしょう。そして・・・

これ!単管を自在に利用する空間アート的なテント屋根!お見事ですう~!屋根を木で作るという単純な発想しか湧かない人にとっては、驚きの工夫。テント地を使うのは、いいですねえ。しかもこのテントの形はオーダーメイドで作ってくれてるとのこと。柱がないので視界も良く、広い空間が作れますね。そして、おしりから見えている空中バイクの展示。迫力です!きれいです。ペンキで塗りなおしているそう。一番傷むタイヤも色を塗るとか。下につけると傷むので、浮かしている。いろいろ工夫しているなあ。持ち上げるのが大変だったと。しかし、支えもしっかりしていて、あの地震でも落ちなかったとはすごい。

バイクの下の看板がまたきれいできれいで好き。その下のアルミのガラス戸は現在シックな白いドアに変更してさらにいい雰囲気。ごめんね、口では伝わらないか。

この素敵な空間を創造しているのはバーガーハウスの社長だけではなく、このお隣の似顔絵屋さんのオーナー兄ちゃん。この方の絵はあったかくて面白くて最高です。バーガーハウスのこの空間に一歩足を踏み入れるや、おいしいバーガーだけでなくほっこり温まる不思議な世界を体感することができる由布院の新名所(どんどん進化するという意味で)だと思います。そして、パンはオニパン。もう素敵すぎ。

ここまで、労苦をいとわず素敵なお店を維持し進化させることができるのは、お店が好きでたまらないからなのでしょう。いいですねえ、私も見習わなければ。