まだ続いていました クランベリーチーズ進化

Infoファンの方なら「クランベリーチーズ」のお話はご存じでしょう。開店当時から「白焼き」にこだわり、白の生地に赤のクランベリーと白のクリームチーズが折り込まれ、甘酸っぱく柔らかな食感の生地で、16年間廃メニューにならず生き残り続けてきたというアイテム。

しかし、よく売れ残り、食べてみると生地がダマになり口溶け感が今ひとつ。私の口の進化とともに、私自身が納得いかないアイテムともなってきたクランベリーチーズ。なんとかしなきゃと、この間試作(思索)を重ねてきました。

白焼きは生焼け。口溶け感が悪い原因。その結論にたどり着き、色へのこだわりを捨てました。それで、グッとおいしくなりました。しかしそれでももっと美味しくならないかと思索(試作)を繰り返しました。

生地は、以前食パンの生地でした。それを現在の菓子パンの生地に変えました。その生地自体のおいしさを増すために考えたのが、アーモンドパウダーを加味すること。「おっ少し美味しくなったのでは」、と感じました。

そして、偶然の出来事が。それは、お隣に引っ越してきた方からいただいたクッキーの件と結びつきます。

なんと美味しいクッキーか!!小さな一枚で満足!!なぜこんなに美味しいの?原材料を見て気付いたこと、アーモンドパウダーかも?

隠し味。もしかすると、これは良いかも。今日はアーモンドパウダーをもっと増やしてみよう!

これが本日のクランベリーチーズです。柔らかな生地、味はリッチになりました。それほど大きなパンではないですが、満足感ありです。贅沢な逸品、と言えそう。進化したクランベリーチーズをどうぞお試しください。