卸(おろし)

気がつけば16年を過ぎたオニパンカフェ。この6月で丸17年。「よくぞ続いたなあ」、なんて気楽な言い方ではなく、年々責任の重さを感じている。言うならば、「まだまだ続けねばなあ」というのが本音。お客様が増えて、リピーターさんも増えたから、お店を続けて行かねばというのは一面であり、別の側面からも言える。

それは、卸という責任。湯布院という地域柄、地場産の原材料にこだわるお店や宿も多く、その要請を受けて、年々卸が増えてきている。オニパンは設備も増やし、それなりの量産が出来る体制も整いつつある。大量のパンを卸している「ユフインバーガーハウス」さんや「グランベルデ」さんを初め、ほぼ16年毎週食パンを卸している「玉ノ湯」さんなど、責任が年々重くなっていると感じる。

先日、オニパンのすぐ近くの「四季庵」さんから卸の依頼があり、現在クロワッサンの研究中だ。四季庵は、お客様のご要望もあり、お食事のステージアップに地産地消としてオニパンに依頼を考えたとのこと。結構大量の注文依頼がきている。

卸の軒数は8軒。とてもありがたい。同時にとても大変。オニラスクの卸も入れれば9軒かあ。出来るかなあ。いややらねばならないのだ。