暮らしが大変。お店をやっていると、実感します。原材料費の値上がり、水光熱費の値上がり・・・お店の経営面から来る実感。そしてたくさんのお客様からの声、パンの購入単価からわかる生活の様子。
お店同士での交流から、それぞれの苦労が伝わってきます。この近辺でも、お店を閉じる話題がたくさん聞こえています。跡継ぎ問題もあるのですが、正直儲からないから続けられないと言うのが本音。
以前よりもGDPは伸び、科学技術も発展している世の中。しかし貧しい人たちは増えている。いわゆる格差の拡大。億万長者世界人口の1%が持つ資産が、世界人口の95%よりも多くの資産を持つという現状。いつも思う、「同じ人間なのに!」そして、戦争はほぼ経済問題だということ。
子どもの頃は貧しかった。けれど、ユメがあった。二十歳の頃、世の中は自治体間で、老人医療費無料化を争っていた。大阪に就職したとき、大阪では全国に先駆けて60歳以上の老人医療費が無料になった。大学の学費もほぼ月1000円。
70年代から80年代にかけて、日本は急激な経済発展を遂げた。それ以降さまざまな問題が生じ失われた30年が始まるわけだけれど・・・。
経済問題だけにとどまらず、日本にさまざまな歪みが生じてきた。教育の問題、福祉の問題、過疎化、そして軍事拡大。
最近特に考えること、それは日本という国のありよう。どんな国を目指すのか。今の日本は大きな流れとして軍事拡大し強い日本を作ると言う流れ。国家予算を見れば一目瞭然だ。突出して伸びる防衛予算。それに比べて、全く伸びない教育福祉予算。減り続ける農業予算。莫大な利益を上げる軍需産業の企業、三菱・川崎重工業・・・。
この道の先にあるもの、一体どんな日本だろう。どんな暮らしが待っているのだろう。
この間、「コスタリカ」とい中南米の国の本を読んだ。その感想とともに紹介します。

『 軍隊のない国として有名な中南米のコスタリカ。軍隊をなくして70数年。貧しい国でありながら教育福祉を大切にして幸福度トップレベルの国を作っています。日本が豊か(以前の話)になったのも憲法9条のおかげですね。著者が出会う市民に「幸福ですか」と聞きまくると、すべての人が「幸福」と答える!
コスタリカのさらに素晴らしいところは教育。自分の意見を持つこと。そして相手の意見も必ず聞くこと。多様性を重視し「対話」と「連帯」で行動を重視する。
戦争を避けるための積極的な行動。何せ軍隊がないので、近くの国々への対話重視が基本。そして国連でも「核兵器禁止条約」を提案し、世界の平和運動をリード。アメリカの干渉にも上手に対応し、小国ながらアメリカの言いなりにはならない!「大国日本が動けば平和リードできるのに。もったいない。」と政府高官が言っていると著者。』
さらに、ほぼ読み終えています、この本。

この二つの国の目指している方向性、国のありようは今の日本ととても違う。個人の尊厳、先ず人を大切にする、そのために国に何が出来るか。その発想。フィンランドは全ての人「ウェルビーイング」をあらゆる視点で大切にする。AIに聞いてみました。(以下AIさんの話の一部)
フィンランド流ウェルビーイングの特徴
面白いのはここです👇
- 我慢して頑張ることを美徳にしない
- 無理にポジティブである必要がない
- 静か・少人数・自然との距離が近い生活を尊重
幸福を個人の努力に押し付けないんですね。
日本との決定的な違い
| 日本 | フィンランド |
|---|---|
| 自助努力が前提 | 社会で支える前提 |
| 成果・成長重視 | 安定・継続重視 |
| 空気を読む | 自分で決める |
| 我慢は美徳 | 無理は制度で防ぐ |
フィンランドの国の政策の基本
一言でいうと、**「人への投資を最優先する国家」**です。
① 普遍主義(みんな対象)
フィンランドの社会政策は
**「困っている人だけを助ける」ではなく、「国民全員を底上げする」**のが基本。
- 教育:幼児教育〜大学まで原則無償
- 医療:低負担で誰でもアクセス可能
- 子育て・介護:所得に関係なく支援
→ 貧困の“救済”より、貧困を生まない設計を重視します。
② 教育と信頼を軸にした社会
- 教師は修士号が基本、社会的地位が高い
- 全国学力テストや過度な競争は少ない
- 国は国民を「管理」するより信頼する
この「信頼」は、
- 国 → 国民
- 国民 → 行政
- 国民同士
にも広がっていて、これが制度のコストを下げています。
③ 小さな政府 × 高い再分配
税金は高いですが、その分
- 教育
- 医療
- 失業・再就職支援
- 住宅政策
にしっかり戻ってくるので、
**「税金=取られるもの」ではなく「共同投資」**という感覚が強いです。
長くなりましたが、私の現状日本への憤懣をできる限りクールに広い視野で見つめ直そうと勉強しています。今回の選挙での状況もクールに考えて


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