3月に入りました。春がやってきます。塚原だけで販売していたころは、1,2月は暇そのものでした。ゆったりと時間が流れていました。ちょっと懐かしい気もします。コロナの影響で予定していた行事も中止。お客様も減る傾向であれば、時間を取って何かをしてみたく思っています。

 今朝(10:00)のオニパン前の工事状況。側溝を設置するために、底面の地盤を整備します。10:30の開店時間には、上に鉄板を敷いてくれるでしょう。きれいになるのが楽しみです。

曇りです。昨夜はあまり寝心地が良くなく、4時間しか寝ていません。年甲斐もなく、今の世情に興奮しているのか。ママに頼まれて、ラップとクロメ納豆(大分名産)を買いに行くと、トイレットペーパーなど紙類が全くなくなっている棚を発見。レジの方に聞くと「二日前くらいからたくさん買う人が出てきました」とのこと。トイレットペーパーがなくなるというのはデマです、と貼り紙が。恐ろしいですね、こんなにも簡単にデマが人を煽れるなんて!情報社会は、一転、フェイクに踊らされる社会になるなあ。戦前のように、意図をもって情報操作できそう。しっかり事実を見つめ、冷静に行動しなければ、こええ(大分弁)世界になるぞ。

 どうもはやりの言葉で言うと、ファクトチェック(真偽検証)っていうんだそうで。事実を積み上げることが大切ですね。そういう意味では、パン屋の仕事もファクトチェックが基本。ママが最近作ったお焼きを試食して、「これ、200円にした方がいいな」と私に言ってくる。「ポークとキャベツのバルサミコ煮」(中のフィリング)の味が薄いそうで、230円の価値がないと感じたようだ。おっと、私の心境に近づいたぜ!と思った。どういうことかというと、私は、一回で目指す味に到達するとは全く思っていない。だから、何度も試作を繰り返している。だから、新作の場合バージョン3とかいって、売り出している。たいていが、5回以上は試作を繰り返す。要するにファクトチェックの積み上げ。それで、真実(目標)に近づいていくわけだ。ママは次回のお焼きの味を変えるようだ。お楽しみに。

雨 寒い 心も寒くなるのは、コロナのせいか。北海道は大変だ。この土日、外出禁止的呼びかけがあった。不要不急の用事は控えようとのこと。相手が見えないたたかいというのは、本当に怖いものだ。ゆうれいしかり。昔、レオンという映画を観たっけ。主人公のレオン(ジャン・レノ)が、最初のシーンで、要人を殺そうとする場面。怖かった。殺されそうになる要人の視点から映写される画面で、レオンはどこにいるのか全く分からない。見えない敵ほど、心理的には恐怖をあおる。それはいいが、お店にとっては、これはつらい。パンの製造量はどうするか、この売り上げでは、支払いもつらいなとか・・・他人ごとではない。これって、消費税増税どころの騒ぎではない気も。ダブルパンチ。消費冷え込み、倒産、解雇が相次ぐのでは。暗い話になった。

 どっこい、オニパンは明るい。何がって、お店に活気がある。昨日のinfoで紹介した「アーゴス」も明るかったが、オニパンも負けてはいない。この青年が、活気づけている!畑中さんだ。手に持っているのは、今日焼いたばかりのバゲット。昨日は、少しデロンとしたものだったが、今日はしっかり作った。本人は、笑ってはいないが、心は笑っているはずだ。声が大きく、はきはきした言動。丁寧で、気遣いもできる。好青年。金、土の二日間、修行予定。いずれは、パン屋を開業。だから,意気に燃えている。いいですねえ、若いって。私も負けていませんが。

新型コロナに振り回されて・・・早い収束を!願うパン屋です。昨日、寝耳に水のニュース。「3月から全国の学校は春休みまで一斉休校」と総理。学校教員だった私は、この突然の報に唖然としました。一年で一番密度の濃い時期である3月。総まとめの季節。学校教育法という法律でもってすれば、時の権力者は教育内容にかかわれないことに。教育行政は独立が基本。戦前の教育の反省の上で。休校を決定できるのは、地方の教育委員会。だから、総理は「要請」と言っている。忖度しないで、実情を考えて、コロナの危険も考えて、各自治体で判断してほしい。家庭や、学校、子どもの状況・安全を配慮にいれて。

さて、いいニュースもお届けします。パン屋特集の「シティ情報おおいた」3月号に、オニパンが掲載。雑誌にはしばしば登場のオニパンではありますが、今回はなんと~「ハード系パン屋」として登場です。うれしいなあ~。私のユメは「フランスパンが上手に焼けるパン職人」でした。少しずつ近づいている感ありです。

 左上です。カンパーニュが載っています。なかなか見事(自画自賛)。お値段が、とても安いのが特徴でも。お客様にはうれしいはず。

さてこの3月号をめくっているといろいろと知ったお店が出てきます。おっと、ありました~!我がゆふいん名物の「ハンバーガー」ゆふいんバーガーハウス。

 おいしそー!パンはオニパンのバンズ。

さて、この3月号で最もインパクトがあったパン屋は・・・・由布院の「アーゴス」さん!私は、この記事と写真にとても感動。自分のことようにうれしくなりました。見開きで2ページとって掲載。

 よく見えないかもしれませんが、3人の表情が素晴らしい!生き生きとして、アーゴスの姿勢が伝わってきます。私は、この店にしばしば行って、「切り株」と「ラムレーズン」を買います。とてもおいしい。奥様はかわいいですし、マスター(丸山さん)は、バリバリ。スタッフの吉富さん(一度しか会ってない。紫の堂々とした姿の方)の表情が頼もしい。パンも工夫していて、努力してることがよくわかる。このページには、パンのこともたくさん載っています。

湯布院のパン屋さんは頑張ってます。よろしくお願いします。

 

コロナウィルスが猛威をふるっています。収束を祈るばかり。オニパンは今週もがんばります。

 頑張っているのはオニパンに限らず。駐車場へ向かう溝の部分は完成。道路工事の秋吉組さんご苦労様です。お店の営業に迷惑をかけまいと、考えて工事をしてくれています。「この先に駐車場がありますよ」と知らせるために、わざわざ立て看板を作ってくださいました。

 仕事の丁寧さや相手への配慮がにじみ出た看板です。「おいしいパン あります」って宣伝までしてくれています。仕事のあるべき姿を教えてもらいました。どんな仕事でも、相手を考えてすることの大切さ。監督はまだ若いのに(多分40と少し)しっかりした方です。工事の進め方も丁寧に教えてくれます。

さて、パン屋の仕事は、立ち仕事で結構力仕事でもあります。齢(よわい)66の身で、この負担は体にも影響。最近腰が痛くて、夜も目が覚めたりします。ママも腰が悪く,びっこを引いて歩く姿に同情します。休みは、病院通い。休み以外も、整骨院通い。私は、昨日、久しぶりに自転車に乗りました。山歩きをきつめにすれば、かなり改善されるのはわかっています。しかし、先週はサイクリストにかなり刺激(感化)され、腰痛改善には、自転車が良いと。それもわかっていたのですが、山行きを優先していました。せっかくいい自転車もあるのだからと、少し長めに(2時間)サイクリングしました。塚原だと、どこに行くにも、アップダウンがきつい!それがトレーニングになるのだけれど。しんどかったです。

 いつもはサファリまでですが、今回は亀川に下りる分かれ道のところまで来ました。APUまではいけませんでした。体力が落ちてると実感です。止まることなく、進めたから良しとするか。そして今朝の腰の調子は、かなりいい!!腰痛にはサイクリング!ですね。昼の休憩(2~4時)に、これから、自転車を30分でも乗ろうかな。そして、シャワー、短い睡眠。これで、あと10年は持つだろう。

 ついに庭の梅が咲きました。昨日の昼。春ですね。