生け花

移動販売

7月1日 11:50~12:20豊海4丁目九州環境管理(株)駐車場 12:30~13:20 ROOTS HAIR駐車場 14:00~14:30城南東町5組 山本様駐車場

7月2日 12:00~12:30OBS駐車場 13:30~14:30森町836 空き地

7月3日 12:00~13:00 中津市上如水「山望庵」駐車場 14:00~15:00宇佐市江須賀 江上トーヨー住器駐車場

昨日日曜日、多くのお客様でした。感謝いたします。そのお客様をお迎えしているオニパンのきれいなお花たち。お客様でその豪華さに驚きを表現される方たちもたくさんいらっしゃいます。

正面カウンター横のメインのお花たち。百合の花を中心に活けています。まじまじと花を見ながら、「これ造花かな・・・」「いや、本物や。」「すごい大きい!」などと口ずさんでいます。私が「これは本物ですよ。ママが毎週活けています。この13年間毎週絶やさずにやってきましたよ。すべてオニパン畑のお花たちです。」すると、「これはユリかな。大きいわ。一本1000円くらいするやろなあ。」などと。

テーブルの上にも。

トイレにも。

ゴージャスですな。

そういえば、今日は開店記念日。丸13年。さらっと言っときます。

別府店にて

3週に一度別府店での販売当番。先週の月曜日がそうだった。40代の女性のお客様が入ってくるなり、私の方を見て、かすかに表情が変わったことに気づいた。「あなたは、オーナーさんでしょ?」「はいそうですが。」

彼女は偶然私と出会えたことを喜んでいた。そして話をしだした。

「10年くらい前、いやもっと前かな、娘が小学生のころに塚原のお店に行ったことがあるんです。娘はお店で食べたパンがとてもおいしくて、マスターに『どうしたらこんなおいしいパンが作れるんですか』と聞いていました。」

「へーそうですか、覚えていないなあ。なんて私はいったんでしょう。」

「マスターは、『どんなことでも頑張って続けていたら、できるようになるんですよ』って答えていました。娘はその言葉がとても心に残ったみたいです。今でもそのことを言っています。そして希望をもって就職しました。」

娘さんは23歳になったとのこと。きっと頑張って希望の仕事に就いたんだろう。しかし話の結末は違ってくる。就職した仕事は思い描いていたものとは違っていた。彼女は一年でその仕事をあきらめることになる。お母さんは心配し、福岡から戻っておいでと娘に言ったらしい。

娘さんは悩み苦しみながらも今人生を模索しているようだ。母の呼びかけに応えず、家には戻らないと言い張っているそうだ。

私はそれを聞いていて、娘さんの苦闘がわかる気がした。私も就職して一年目、大変な悩みや葛藤をかかえこんだ。自信も無くした。そして、就職試験を受けなおした経験がある。必死だった。

「お母さん、今、娘さんはとてもいい経験をしていますよ。その経験は人間を豊かにしますよ。」と私は話した。福岡で一人暮らしをすると言っている娘さんは、今、自分と精いっぱい向き合い、自分の人生と闘っているんだ。

お母さんは、うれしそうに、私の言葉を受けて、「私もそう思っているんです。」とうなずいた。

おいしいパンを食べ、その感動を忘れない豊かな感性は、きっと良い方向へ人生を創造するに違いない。私は胸が少し苦しくなった。娘がんばれ!

昭和の町「enCafe」のフルーツビネガー。冷たくあっさりしておいしかった!

会員証

移動販売                               6/26 12:00~13:00中津市上如水「山望庵」駐車場 14:00~14:30昭和の町「en Cafe」駐車場

別府店がスタートして7年と半年が過ぎた。なんでもそうなんだろうけど、はじめは勢いや物珍しさもあり、一定のお客様が集まってくる。しかし、時が過ぎれば、徐々に客足も減少。そこから、が勝負となる。北高架商店街での初代別府店も同じだった。半年過ぎる頃より、客数が減ってきて、パッとしな日々が始まった。お店の存在を知っていただこうと従業員さんにビラを配ってもらったり(モチ、私もたくさん配りました)、卸を見つけようと頭を下げて回った。そして、会員証を作って割引制度をつくったりもした。プレ会員証(5回までの来店で大割引)正会員証(6回目からの来店で、食パンなどの割引や時々の割引)を発行。粘り強く頑張った。しかしなかなかお客さんは増えないもので。北高架という立地条件の悪さもあったと思う。別府の人でさえ、南高架商店街(今のオニパンのある商店街)は知っていても、北に商店街がることを知らない人が多い。それでも、5年間頑張った。耐震工事があるということで南高架商店街に仮店舗を借りて、試しに3カ月販売した。すると、どうだろう、お客が今までの2倍くらいある。それでそのまま南に店舗を構えることにした。とはいえ、商売はそんなにたやすいものではない。やはり努力、工夫、忍耐が必要だ。会員証も引き続き頑張っている。

2種類の会員証。プレと正。北高架商店街で取り組み始めて5年で200名の正会員証発行。かすかな自信となったことを覚えている。そして南に移動して2年と半年、現在の発行数は・・・・・

なんと、800名!新規会員に番号札を渡してきたからほぼ正確。別府店では、このカードを出せば食パンバゲットなどは20円引き。だから皆さん、大切にしている方が多い。6回目で10%引きという特典もある。これからも会員証の発行を粘り強く取り組みたい。

小麦の収穫 何とか間に合ったぜぇ~

移動販売予定                                                                       6/25 12:00~12:30 OBS駐車場                              6/26 12:00~13:00中津市上如水「山望庵」駐車場 14:00~14:30昭和の町「en Cafe」駐車場

昨日の移動販売、多くのお客様で感謝です。由布市庄内庁舎は徐々にお客様が増え、かなり周知されてきたなあと感じます。青葉台では毎回ドラマが生まれています。昨日も65年前塚原小学校に勤務した先生と話せました。とても元気な方。20歳ぐらいで、納屋で生活していたとのこと、時代を感じますね、うら若き乙女が。子どもたちは80人近くいたそうです。現在は全校児童13名。

さて、そんな移動販売をしていたころ、地主の園田さんは今年もオニパン畑の小麦を刈ってくれてました。梅雨の晴れ間に何とか収穫完了しました。あきらめかけていたので、感激です。

6袋。約180キロ。かなり湿っています。

来年は雑草が生えにくいように条間を狭く密に植えようかと思います。年々いろんなことがわかってきます。今年植えた新品種の「はるみずき」は、塚原にあっていないかもしれません。寒さに弱そうです。

さて、小麦の収穫後が問題課題。早く乾燥させないと、蒸れてだめになります。天日干しもできないし、昨年お世話になった小山さんとこの乾燥機が頼みの綱。電話すると、今日でもOKの返事。なんと恵まれた運の強い私でしょうか。ホント日ごろの行いなのでしょうね(笑)。

一晩は風だけで乾燥させるそうです。すぐにヒーターを入れると中で蒸れてしまうとのこと。数日かけて水分を飛ばします。あ~良かった!!!何とかなりました、今年も。しかし毎年冷や汗ものです。

リサイクル

今週の移動販売                               6/24 11:50~12:30由布市庄内庁舎 13:30~14:30青葉台   住宅街                                        6/25 12:00~12:30 OBS駐車場                              6/26 12:00~13:00中津市上如水「山望庵」駐車場 14:00~14:30昭和の町「en Cafe」駐車場

お休みの火曜日、以前より気になっていたグレーチング(金属の溝蓋)の処理を貫徹。オニパン前の道路拡張で、今まで使っていたものが必要なくなり、邪魔になっていた。重たい!一つ15キロはあるだろうな。いつまでも、放っておくこともできないし、リサイクルで換金することもできると聞いていたので、会社に持って行くことにした。調べると、豊海2丁目に大山商事という会社がある。それはわかりやすい、なぜって移動販売でいつも豊海4丁目に行ってたからだ。そこに決めた。

豊海には大きな会社があるがこの会社もとても大きい。まず、グレーチングを乗せた軽トラごと重量を量る。そして処理した後、空になった軽トラの重さを量りどれだけの量だったかで換金というシステム。

グレーチングをどこに持って行くか?500m離れた置き場に案内された。金属の種類ごとに置き場がわけられている。巨大なクレーン車がどでかい磁石で鉄を持ち上げる。驚きだ!

こわい怖い、下手したら軽トラも持って行かれそう。そのあたりは、磁力の調節をするのだろうけど。

画面に入りきれない巨大さ。こんなのが何台もある。

そしてグレーチングの量はなんと450キロあった。軽トラの積載量が350キロだから、100キロオーバーで運んできたわけだ。軽トラは強い。そして、キロ当たりの現在の換金相場は45円。ありがたいことだ。ごみ処理をしてお店はすっきり、そしてお金もいただけた。ありがたいことだ。

翌日の水曜日は、朝6時過ぎよりロードバイクで出撃。久しぶりに十文字原まで。往復で30キロ。いつもの2倍だ。運動すると自信がでてくる。早朝は気温もまだ低く、風もさわやかだ。これを味あうと、病みつきになりそう。

別府湾に朝日が映る。日出の山々は朝もやで幻想的。