新品種ハルミズキ 製パンテスト その1

知人が農家さんに依頼し、無農薬で新品種「ハルミズキ」を栽培してもらった。出来た新小麦粉を持ってきたので早速食パンを作ってみた。小麦の製パン適正を見る上で、ハルミズキのみのものとハルミズキ・ユメチカラを50%ずつ、そしてハルミズキ・ミナミノカオリ50%ずつのブレンド粉で試してみた。

ホイロ終了後の状態。右からハルミズキ100%、真ん中ハルミズキ・ユメチカラ、左ハルミズキ・ミナミノチカラ。3種ともに同じ大きさで膨れている。そして窯入れ。どうなるのだろう、期待でワクワクだ。予想ではハルミズキ・ユメチカラが一番窯伸びし、質もよく出来ると思うが。

結果は・・・なんと大きさ的には3種ともほぼ同じほどの窯伸び状態。

側面から見ると、一番高いのが真ん中のハルミズキ・ユメチカラ。そしてほぼ同じハルミズキ・ミナミノカオリ。左のハルミズキ100が一番小さい。わからんもんだな。

生地の皮相を見ると、ハルミズキ100が一番ガサついている。

内層と味等は明日のInfoで報告します。

病院へ

2週間ほど前より、耳の調子が悪い。頭をブルブル振る。いえ、私のことではありません。三ちゃんの調子が今ひとつで、休みにすえつぐ動物病院へ。本来はゆっくりしている火曜日の午前中、10時半より受け付け。待つこと3時間半。なんせ、40頭待ちなんだから。三ちゃんは、家では偉そうにしているのに病院では小心者へ。診察台に乗せると足をブルブル震わせているんだから。かわいいね。ここへ来ると、頼れるものは私だけ。家族の絆が強まる場面だ。そして、前回の病院通いで、ほかの動物へ危害を加えないことがわかったので、表口より入る。決して吠えたりはしない。

普通だったら。こんなでかい犬を見ると戦闘態勢に入るのに。おとなしい!

耳の状態は、とりあえずたいしたこともなくて良かった。

さて、久しぶりに自転車でいつものところへ。きつかったが、ほぼ予定時間で走れた。これで、この一週間は乗り切れるぞ。

ママの手作り惣菜その4

ママシリーズその4.今まで惣菜パンの具を作ってきたママがやる気を出して、またまた新作。いわゆる家庭の味そのまま。それは手作りハンバーグ。お肉は国産の豚と牛。とにかくオニパンは外国産の食材は使わないように気をつけている(全部ではありませんが)。市販のものと比べると、お肉の味がしっかりしている(お肉の量が多いから)。見てください。こんな感じ。

シャキシャキ野菜にミニハンバーグ。そして包むパンがまたおいしい!定評のバターロール。ちょっとした軽食にはもってこいのアイテム。お値段はそれでも抑えて215円(現金払いは210円)。数量限定ですので、店頭にない場合もおおいかもですが。大量注文には応じかねます(一日6個程度)。出会えたら幸せと思ってください。

リンゴの季節

いよいよ突入です。オニパンにとって充実のデニッシュは、なんと言ってもリンゴ系デニッシュ。そのリンゴの季節が到来。数日前より。アップルシナモンがお目見えしました。

なぜか、リンゴ系のデニッシュでは一番人気。リンゴの品種によっても食感や味が変わってくるのはもちろんですが、今販売されているのは、「シナノスウィート」。果肉がしっかりしていて、上品な甘さがたまらない。アップルシナモンには向いているリンゴですね。

さらに、このパンのおいしさの秘密を初公開いたします。生地の上に乗っているリンゴのコンポート、これは焼いたデニッシュ生地に乗せて仕上げ終了というわけではないのです。コンポートをのせた後、もう一度オーブンで3分ほど焼き増しをする。それによって、リンゴのコンポートは焼きリンゴのように、果肉に液が染み、リンゴもよりなめらかな感触が出てくる。そんな一手間がおいしさの秘密なのです。

そんなにたくさんの数を作るわけではないので、売り切れ必至。ご入り用であれば、予約をお勧めします。

寒くなってきましたね。塚原は、日中はまだ大丈夫。空高く澄み渡る青空をバックに、紅葉しかけの緑が絵画的な風景を描いています。来るなら今でしょ。(まだ12月までは大丈夫ですが。笑)

小春日和

慌ただしい朝の労働の合間、Infoの記事どうしようとベランダに出た。そこにはあったかな日差し、猫と犬がひなたぼっこをしている(窓ガラスの内が猫、外は犬)。もう家族だから、お互い牽制し合うことはなくなった。あったかな太陽の恵みを分かち合い、幸せなひととき。

私も仲間に入り、ぼ~っとベランダの椅子でよどむ。音のない陽光のぬくもりが私の体を抱え込み、ほんわりと幸せのハンモックに抱かれる。

もう何も必要ないなと思える小春日和のベランダ。

三平は何も言わず、私の膝に体をすり寄せる。シャッターを通して、七色の帯が大気に揺らいでいる。犬も人も猫も、すべてを和みの世界へと誘う。

ついさっきまで、冷蔵生地の食パンの発酵加減への発見に、心かき立てていた私。何かその発見さえも、この小春日和の中ではどうでも良いことに思えてくる。