おいしい!? ドライトマトパン

昨日の移動販売、TOSでのお客様に多謝。期待感が伝わってきました。到着すると、6~7名の社員さんがパッと現れ、それからも。行列でした。昨日は3カ所での移動販売です。最後の浜町では商品も少なく申し訳ありませんでした。そこに来られたH様は先の日曜日に塚原店にも来ていました。そしてこんなことを言ってくれました。

「ドライトマトパンっておいしいですね。」「トマトの甘さがいいですね。チーズともよく合っています。」

嬉しいですね~!こんな声が作り手、売り手にとって一番ありがたい。力を入れて商品を作っても、なかなか売れない商品もあります。それは何かしかの理由があるわけですが、売れ行きが悪いと徐々に自信がなくなります。「おいしくないのかなあ~、うまいと思うんだけどなあ~」味に問題があるのかなあと思ってしまうように。

そんなとき今回のような感想が聞けると、ちょっと自信回復。他の売れない要因を考え直すきっかけがつかめます。先週の塚原店、他の商品はほぼ売り切れているのに、ドライトマトパンだけ手つかずにきれいに残っている状況が。それから少しずつは売れては行くのですが。

お客様に聞きたい尋ねたい、どうして買わないの?なぜ買う気になれないの?おいしいドライトマトパンなのに!?私も考えますが、その対策教えてほしいな。(ほぼ分かって書いているのですが)

この記事をお読みになった方、是非教えてくださいね。そしてドライトマトパンを食べてみてくださいね。

2回目の麦踏み

「麦踏みは2~3回やっておけ」。これは、麦栽培で大切なこと。霜柱で土が浮き上がり、根に栄養が回らなくなる。それを防止する。そして、麦は踏まれると強くなる。人間も同じだな。踏まれすぎるとまずいが。

さて、そんなことで、今回はスタッフのマサ君が手伝ってくれた。

彼は作業着を持ってなかったようで、ワークマンプラスで購入したそれを着て作業。最近はほんとデザインや生地が半端ないなあ。肉体労働も、さっそうとスタイルで決めてやれるから、楽しい。麦踏みは、ウォーキングと思えば体にいいし。充実のひととき。

お話は変わるが、3月の移動販売スケジュールを告知いたいします。遅れましたが。

作業の効率化めざして

パン屋の仕事は煩雑でかつ大量。ゆっくりやれば帰りは夜になる。私が一人でやっているときは労働時間は平均15時間だった。こんな長時間労働は絶対続かない。

それで質を落とさず、早く仕事を進められる方法を考えるようになる。たえず、たえずそのことばかりを考え続けてきた14年間だった。

大きな変化をもたらしたのは冷蔵生地の活用だった。それによって仕込みの回数が減った。或いは急速凍結庫の導入。これによって、商品のストックが出来だした。

細かいところのでの改善も多数やってきた。現在仕事の効率化をめざして、今洗い出しを進めている。

オニパンはクリームチーズを使ったパンが多い。その準備に時間がかかる。その作業を早く終えることは出来ないか。今までも工夫をしてきたが、今回発想の転換でこんなことを試してみた。

柔らかいクリームチーズ。一つ17グラムで分割したい。それを40個くらい作るとすれば、どうするか。今までは、ピアノ線を張ったマス目のような道具で作っていた。それを今回こんな道具で試してみた。

これはコーキングガン。出来映えは・・・・・

こんな感じ。11センチで切ると、なんと17グラム!!

これには、クリームチーズの状態に応じて冷やしたりの調整も必要になるのだが、とりあえず成功。

こんなふうに、たえず作業方法など見直しや修正をくりかえしています。

もらいもん DIY師匠より

何度かInfoにも登場した、あのユフインバーガーハウスの社長から、もらいもんをした。

一枚物の棚板。長さは1100ある。立派だ。買えば高い。なんせウッドショックの真っ最中。嬉しかったなあ。

こんな成り行きになったのには伏線があった。

パン屋はとかく材料が多い。それもある程度の期間保存できるように、冷やせるような場所が必要になる。これは玄米保冷庫。常時4度~9度程度で保存できる。しかし棚もなくいままで整理がつかず困っていた。新たに、玄米や大量の麹が送られてきた昨日、それを機に、棚を作る。そこら辺にあったありきたりの材料を使って。

その後、バーガーハウスに卸しに行く。すると、パッと目に入るシャレた長椅子。

発想がいい!そして重厚。平板を脚にというところがいい。白と茶の色合いもいい。座りたくなる。さすが社長!と褒めていると、この平板(棚板)をたくさんもらったとのお話。そういえばアチラコチラに作品が。

この床の材は見事だなあ。これももらい物だそう。

素晴らしいと褒めたことで、気を良くした社長からプレゼントと相成った。(と想像、失礼かな)

それにしても、ほぼもらい物で、お金をかけずに素敵な作品を生み出す、バーガーの社長。その精神と技術に脱帽だ。師匠と呼ばせてください。

休みが来る前に

日々忙しい。昨日も3つの移動販売をこなす。上田家具製作所作製の棚や商品ラックキャリアは優れもの。そしてNバンも。大量のパンが積み込まれる。ありがたいのは、注文でのお届け。コロナ禍故か、出歩かず、職場へのお届け需要みたいなものがある。それにしても、がっくり落ち込んだ観光客には、湯布院の町も相当なダメージが。収束はいつのことか。対応策はないのか。考えねば。

つらいことはコロナばかりではない。あのロシアのウクライナへの侵攻。多くの人々が憂慮している。恐ろしいことが平気に起きるものだ。人一人の決断で自体が動く。泥沼の紛争から戦禍が広がるとは訳がちがう。トップの決断の恐ろしさ。それは、中国でも日本でも同じこと。しかし、ロシア(と簡単に言い切るのは語弊があるが)の行動は、これを認めることで、「何でもありき」になってしまう。理屈さえつければ、武力行使はOKみたいな。これは、ロシアの国民もウクライナの国民も望んでいるものではない。死ぬのは国民だ。国民っていう言い方もいやになる。国ってなんだ。ジョンレノンのイマジンが言うとおり。国民を縛り押さえつける武力装置なんて言う言い方もある。私たちの若い頃はそんな議論が旺盛だったっけ。

とにかく、暴力反対。ガンジーを見習え。話し合い、交渉。

そんなことを思いながら、現実としては、休みでの作業が気になる。

先週はチェンソーの目立てが下手くそで、ハスクバーナーの方が全く切れなかった。もう大丈夫だなんて、以前のInfoに書いてしまったが、なさけない。目立てのゲージが違うことは分かっていたが、それでいけると思った甘さが露呈した感じ。そこで、移動販売の通過場所にあったオアシスでハスクバーナー用のゲージをゲット。

一番左側のもの。多分これで大丈夫。結局、必要な道具は全てそろった。数えてみれば7つある。なるほどまさに「七つ道具」。

この二つのゲージ、左がゼノア用(35CC)のもの。そして、右はタイプが違うがハスク用。

さあ、お休みが楽しみ。休みが労働日なんて、よくわかんね。