第2工房に「新調家具」? 納品

第2工房がいよいよスタートしそうです。設備が揃い、その他必要な道具や什器も揃ってきました。ここはお店ではなくて、パンを作り研究する場。私の作業兼研究室的な使い方が出来ればと思っています。看板もお願いしています。看板には「オニパン」の文字は入りません。出来てからのお楽しみにとっておきます。

さて、休みの火曜日、上田家具製作所へお願いしていた作業台が納品されました。これは社長と私の共同製作的な「作品」で、とても思い入れのある物です。私が作ったわけではありません(当たり前か)。私のアイデアや思い入れが込められているということ。

第2工房を作ろうと思い至った経過やその第2工房をどのように使っていこうかという思いや願いを含め、作業台一つ(一つなんて言い方はちょっと違う、日々パンを作る大事な戦友的なヒトかも)を作るのにいいアイデアが浮かぶ。

私の親父が長年使ってきたテーブルを作業台にできないものか。この工房を作ることが出来たのも、親父のおかげでもあり、親父への恩返しにもなるのでは。上田社長に相談すると、さすが社長!立派な台を作ってくれた。もうこれは、作業台というよりは調度品。

ちょっとないだろうなこんなパンの作業台。ついでにというか、現在の工房で使用している小型移動作業台も新バージョンで作っていただいた。

もう、素敵すぎる!早くパンが作りた~い!!

オニ酵母

天然酵母に憧れて、あこ庵(東京)の門をたたいたのが17年前。その13年前よりパン屋になろうと、自己流でパン作りを始めた。計算するとパンの道に足を踏み出して30年になる。パン教室に通って、天然酵母のパンを初めて作った。パン研究ノートを見直すと、2004年8月に天然酵母のパンを作っていた。

パン教室の五反田先生は、ホシノ天然酵母を使った中種のパン作りを教えてくれた。まだ、あこ庵に行く3年前の話。当時は大阪にいた。レシピに「湯布院マキノヤのパンと同じ酵母だ!」と書いているのには驚く。大阪にいて、マキノヤを知っていたわけだ。マキノヤはそれほど全国的に有名だった。そして、マキノヤの天然酵母のパンに憧れていたのだ。今まで忘れていた。現在はマキノヤと友達だ。

あこ庵の天然酵母のパンは、とても美味しかった。大阪にいて通販で取り寄せた。こんなパンが作れたらと、門をたたいたわけだ。そして現在あこ酵母と兄弟のオニ酵母を作っている。オニ酵母を上手に作れるようになるまで、10年以上かかった。何度も何度も(数えくれないくらい)挑戦してきた。

これが今朝のオニコーボちゃん(まだ完成してりないが)。7割方オニパンのパンはオニ酵母で作っている。デニッシュと卸のバンズは全てオニ酵母だけ。他のパンは、あこ酵母とのブレンドだ。

ここまで天然酵母との付き合いが深まるとは20年前には想像つかなかった。しかし、足を一歩踏み出せば、それは道の中にある。そしてその道は目指す目標の途上なのだ!・・・・とおもっている。

ベーコンの燻製風景

昨日に引き続き、今朝は、風乾した豚バラをスモークしています。これまでは2倍量の豚バラを燻製していましたが、最近は半量で。その方が仕事も速く気分的にも負担にならない。1回でほぼスモーク完了です。時間的には、強熱で40分、あと弱火で15分程度か。

こんなスターウォーズのP3CO(よく覚えてたなあ)みたいなスモーカーで燻製しています。この道具で一回に豚バラ5キロ燻製出来ます。