新バージョン めんたいこフランス

結構悩んでいました。細かいといえば細かい。気にしいと言えば気にしい。それは何かと言えば、めんたいこフランスの食べ方です。せっかくおいしい辛子明太子とフランスパンの生地。明太子をパンの中にも塗って、外にも塗ってお出ししていました。食べるとき、あたためて食べたほうがおいしいということでオーブンで温めます。そして食べると、どうもおいしくない。それは、中に塗った明太子の水分が生地に含まれ、生地が「ぷわんぷわん」として、カリっとしていないのです。私としては、カリっと食べたほうがおいしい思うので、最近めんたいこフランスを作るのがちょっと気後れしていました。

そうなると私の性格なのか、いつも頭の中でめんたいこフランスが泳ぐようになりました。どうしたらいいんじゃ~!!??

一昨日、いつものように、朝3時ごろベッドの中でいいアイデアが浮かびました。これじゃ~!!(いつものようにというのは、良いアイデアは、朝方起きた時に浮かぶからです。どうも脳の働きから言うとそうらしいですね)

これは、今朝のめんたいこフランス。えっ何が違うかって?それが違うのです。実はこのパンは二つに分かれるのです。

そう、中に塗った明太子のパンの方と、上にかぶせてあるパンをこういう形でオーブントースターに入れて温めます。そして少し冷めたくらいにたべると・・・カリッとおいしく食べられるのです!!!!

冷たいまま生で食べてもおいしいです。しかし温めて食べるとき、カリっとしたフランスで食べたいときは、焼いて、食べるとおいしいのです。

食べ方ひとつでパンはおいしくなります。ぜひ食べしてみてくださいね。

リンゴ系の仕込み作業

昨日は信州より届く定期便のりんごの仕込み作業をしました。本来であれば、仕込みスタッフの澤井さんが、パワー丸出しで、20キロのりんごを一人で皮をむき刻む作業をしてくれるのですが、昨日は急用で来れなくなりました。さて大変!しかし、オニパンのスタッフの能力は大変高く、馬車馬のように仕事をこなしていきました。清家さんは別府店に行く前にシートバターを作りました。その間川野さんはカスタードクリームを。そしてお昼近くになってリンゴの皮むき作業に入りました。川野さんはとてもスピード感のある女性。なんにしても速い!私も参戦、二人でゴリゴリ頑張りました。彼女はアップルシナモンを手際よく仕上げました。そしてアップルパイのりんごジャムづくりに。私は網リンゴづくり。久しぶりです。しかし体が覚えていますねえ、結構上手にできます。

しかし、その作業を一番助けてくれたのは…新設された2台のコンロ台です!

拡張された厨房に2台のコンロを設置しました。今までは1台だったので、同時にできなくて時間もかかりましたが、昨日は一気に!

ぐんと仕事がやりやすくなりありがたいです。

自作唐箕稼働!!

ずいぶん前にinfoに載せた自作唐箕の話題、手つかずで放置状態でした。今回、ユメ小麦がなくなり必要に迫られ、唐箕づくりを再開しました。あらかじめ設計図は準備していたので、手際よく作業の末完成しましたよ!

何度か試してみて微細に修正を加え、ほぼ完ぺきな状態で稼働しました。

上部に乾燥した小麦を入れます。

小麦をためて入れて、それが少しずつロートのように下へ落ちていきます。

唐箕の中の様子です。上から小麦とごみが落ちています。それを扇風機で飛ばします。軽いものやごみなどは外へ飛ばされていきます。

重たいものは手前のケースへ、軽い小麦は奥のケースへ溜まっていきます。

どんな感じか動画で。

お見事自作唐箕でした。60キロの小麦を選別して、その後昨日書いたように豊後大野市の製粉所にもっていきました。

ついに憧れのあの店へ 豊後大野製粉ツアー

とても濃密な時間を過ごした昨日。水曜日は店休日,しかし朝6時過ぎより仕事に取り掛かる。休みにしかできない大仕事。自作パン小麦・塚原のユメの選別作業。それを終えて製粉所へ持っていって製粉をしてもらう工程。ここでは選別作業の件は触れずに(後日詳しく報告)、製粉をしに豊後大野市へ行ったことを書き留めることに。

今日は、祝日なのであまり時間は取れない。開業時間が迫っている!

豊後大野市は夏にも製粉へ行った。その際に、三重駅前の「大五郎食堂」に立ち寄ったことはこのinfoでも紹介した。その時は、なんと閉店日。ご主人が病気でお休みだったと後で知った。誰から聞いたって?それは、木こりのダイさんから。infoでたびたび現れる木こりのダイさん。彼のご両親が経営しているお店が「大五郎食堂」なのだ。

創業43年?47年?。入ると、広瀬県知事が来店して食べている写真もあった。有名店。作りは昭和風。きちんと隅々まで掃除が行き届いて、きれいだ。建物は古いが。木こりのダイさんが2歳のころ創業。名前はダイさんからもらった。大五郎とはよくぞ名付けたと、私も感心している。相当な思い入れのあるお店だと推察。

のぼりも華やかに!「頑固おやじの店」「名物オムライス」とかメニューもすぐわかる。

店内はコロナ対策もばっちり。表彰状も多数。そして・・・

期待のメンチカツ定食とオムライス。おいしくて、完食!量も値段もありがたい。

コーヒーまで出してくれた!

オニパンですと挨拶。ダイさんから聞いていたようで、話が盛り上がる。お父さんは77歳。しっかり働いていました。お母さんは少し若そう。お二人とも元気でまだまだお店も続くでしょう。刺激をもらいました。

さて、本業の製粉も終了。今週からユメ食パン作れるぞ。

35キロほどユメ小麦ができた!

工房拡張工事進む

少し工房を拡張しただけだと思っていましたが、部屋の広さは8畳から一挙に2倍くらい広がった感じです。うわ~、仕事がしやすいぞ~!!まだ完成はしていませんが、昨日から広い厨房でお仕事です。完成は多分来週の後半くらいか。とても楽しみです。工事担当の若者2名さん、寒い中で大変だったでしょうが感謝の一言です。蓑原工務店さんは本当に良い仕事をしてくれます。

比べると拡張部分がわかると思います。冷蔵小屋(右の小さな小屋風の黄色壁部分)から、ガスボンベのところなどが部屋になりました。

正面から見ると、

断熱材(白部分)が広がった部分。ベージュの断熱材の部分が元の建物。元の部分は壁なしで外と続きのふきっさらし。ここにコンベクションオーブンなどを最近移動したので、故障してしまったのです。朝早くは、零下での作業でした。これからは壁もつき、とても助かります。