晴れそうです。ぼちぼちお客様が戻ってきた由布院です。多くはありませんが、少しずつ、人通りも増えていますね。さて、オニパンでも外のカフェはスタートしました。室内は密なのでしばらくはやめときます。 

 シティ情報大分の雑誌に「ハード系」のお店として載せていただいたオニパン。最近バゲットに注目して購入されるお客様が増えています。フランスパンは難しい。確かにです。繊細で、5分、10分が命だったり、温度にも敏感。今日は企業秘密をお教えいたします。おいしいバゲットの見分け方の一つとして言われている「クープがきれいなこと」。切れるようなクープの作り方でのポイントは、生地の表面が乾いていること。これは、今までどんな本にも書かれていないし講習でも聞いたことがありません。プロは当然知っているのだと思いますが。私は体験として知りました。乾かせるために、小さなものは焼く前に冷蔵庫に入れたりもしました。この写真は今日のバゲット焼成前。サーキュレーターで風を当てています。もう30秒ほどで乾きました。そしてクープナイフでクープを。きれいにクープが開きますよ。乾きすぎて表面がカチカチになるとそれぞれのクープが一体化して(繋がって)しまうので要注意。