気持ちよく晴れている現在。このまま続くといいんだけれど。さて、三平君の件。猟犬で体力もある彼ですが、近頃は穏やかで、聞き分けが良くて。定刻の時刻になると、散歩の要求をする彼。もちろんそれまでは、我慢して、吠えたりはしません。夕方5時から6時にかけて、吠えだすと結構長い間要求し続けます。昨日は、私が彼を抱きなぜながら「お父ちゃんまだ仕事があるからね、散歩待っててよ。必ず行くからね、我慢してね。」と話しかけました。すると、三ちゃん、ワンともすんとも言わず、黙っていました。

 今朝の三ちゃんです。穏やかになりましたねえ。昼も夜もほとんど無駄吠えなし。車が通ると、吠えていますが。ふと思い出しましたが、2年前(7月のころか)にうちに来た時は、ひと月以上毎朝(4時ごろ)悲しい鳴き声で吠えていました。つらい悲しいうめき声のような声です。助けを求めるような。それでいて、昼間は眼光鋭く・・・。その時は生きていたコリー犬のコーちゃんに襲い掛かったり、鶏を2羽噛み殺したり。激しく狂暴な感じでした。

食べ物の心配もなく、散歩もしてもらえ(一日たりとも欠かさず朝夕)、雨風をしのげる住み家をもらい、かわいがられ・・・。安心と人への信頼が生まれ。

そうなると、人が変わるのです。穏やかで、やさしく、ふざけたり、甘えたりするようになりますね。そして強いはずだった三ちゃんは、私がちょっと怒ると耳や目を下げ、困った顔。表情が豊かになります。犬でさえ、こうも親の気持ちを理解したり、自ら喜びを表現できたりするのですから・・・ましてや人の子はそれ以上に敏感に繊細に感じ取ることができるでしょう。虐待の事件のたびにそんなことを考えます。