着実に前進!ユメ食パンのイメージを変えます。今検討中の食パン生地の仕込み方、前回と違って、オニパンの基本に立ち返ろうと思います。それはシンプルイズベスト。

 前回に仕込み焼いた食パンは、リッチな配合にしました。今までしたことのないバターを入れ、ヨーグルト(ママの20年来のオリジナル)、塚原の牛乳。焼きあがった食パン生地は、食べる前から甘い香りが・・・。食べると生地は柔らかく、バターの香りやヨーグルトの甘酸っぱさもかすかに。おいしいのだけれど、後味が何か残る感じ。これは、ノガミの食パンに似てるなあ。ノガミほど甘くおいしくはないが。生地も今一つか。でもはたと考えた。こんなことしてたら、せっかくの自家栽培小麦「塚原のユメ」の味や香りはどこへ行っちゃうの?

そこで今回は塩・砂糖の配合はオニ食と同じに。バターはやめて、無味無臭の太白ごま油(今まで通り)に変えました。小麦の配合を変えて、塚原のユメを製粉してできた全粒粉を1割追加。配合はシンプルに、そしてより素朴な味にするために全粒粉を加えました。焼きあがった食パンが上記のもの。味は・・・・うまい!シンプルですが、小麦の甘味とうまみが感じられ、小麦の味が前面に出てきました。やはりこの方向性がオニパンの食パンなのだ!と思いました。さらにもう少し改良を重ねたいと思っています。もうじきデビューできそうです。

 今日は別府店「金の市」。フルーツミックスの割引サービスがありますよ。