雨 ずい分涼しくなりました。気がつけば、9月も残すところ10日余り。さて、パン屋の休日は充実していました。昨日は、草刈りに没頭。そして夜は久しぶりの市民劇場でした。別府まで演劇を観に行きました。芸術の秋と申しましょうか。そして・・・

 一昨日、山行き。天気もまあまあ。若干曇り気味でしたが、暑くなくて助かりました。目指したのは、大平山(おおひらやま)。別府人なら気になる山であり、自慢の山かな。鶴見山とともに、別府らしさを演出する山です。別府の人はみんな扇山と言っています。半分青い(緑)山で、逆さ扇形。見事なスロープというかなだらかな感じ。

登ると別府が一望できます。登り口を探すのに一苦労でした。自衛隊の方に聞いて、なんとか発見。しかし登ってみると、いろいろなところから登れそうです。

 

単調なのぼりが続きます。結構傾斜もきつく、見た目と実際は違います。なんせ直登が山頂まで続くので、足が疲れます。ガイドブックでは1時間5分と書いてましたが、私たちは2時間近くかけて、休み休み登りました。山頂へ着くと、別の登山者が違ったルートで来ていました。一緒に記念写真。

 ここから、ママはさらに内山の方へ行こうと言います。内山は、塚原の山。塚原温泉の隣の山。扇山から登山コースが続いているのです。ただ、ちょっとハードそう。私は、あまり乗り気ではなかったのですが、ママが行きたそうなので、途中まででもと。大平山から尾根道が続きます。その尾根道は「痩せ尾根」で、両側は結構きつい斜面になっています。内山やクラカドもそうでしたが、面白いです。途中に、明礬温泉に降りる道もありました。どんどん行くと、結構急な斜面に直面。私は、正規の登山ルートを行きましたが、ママは何を考えたか、違ったルートに。私は、急斜面を何とか登り切り、一休みしていましたが、ママは一向に現れない。不思議なので、ちょっと戻ってみてみると、離れた斜面に、じっとしがみついたセミのようなママが見えました。何してんのや~と聞くと、「靴がぼろくて、滑って、動かれへん~」と。私が行かなかったら、そこで、セミのように遭難するか、舌に転げ落ちるかしてたのでは。何とか助け出しました。この間、ママはお客さんとよく山談義をしています。このあたりの山はかなり登っていて、私に登れない山はないような錯覚を起こしていたのでは・・・というと言い過ぎか。以前も、鍋山の湯から塚原の方へ登った時、恐ろしい目に合ったおぼえがあります。普段あまり登山者が通らないような道もあり、変なところに迷い込むと、ちょっと危ないと思いました。とにかく無事に帰れて良かったです。しかし、帰り道がまた大変。

大平山の直登のコースを下り続けると、足がしんどくなります。登りより下りの方がしんどい。もっと強くなってから、再度挑戦しましょう。できれば、大平山抜きで、内山までのコースを行きたいですね。

ママの靴は敗れたスニーカーでした。登山靴を忘れたことを途中に気づき、まあ扇山くらいなら大丈夫やでと直行しましたが。貧乏性というか、倹約家というか、ママは何年も靴を履いています。登山靴でなかったことも起因したと、ちょっとママの立場で助け舟を。 アイフォンのパノラマ撮影を試してみました。なんか変。失敗か。