本日のセミバゲットです。今日のバゲットから、仕込みの内容を変えています。その味がどうなっているのかは、試食していないのでわかりませんが。良くなっていると思います。フランスパンは、ほんとうに繊細な生きものです。一次発酵終了後、今日は21度の醗酵室で1時間フロアタイムをとって、成形しました。今までは、室温で45分ぐらいかな。この温度差でも生地に影響があります。それは、今の段階で、何が正解なのかは私自身まだよくわかっていません。ただ、成形の時、生地がだれていたら、その後の焼成の際に、クープはきれいに開きません。成形の手際にもよりますが。
さて、そんな課題は絶えず持ちつつも、今回は、食べ方についても研究を。パンは生ものですから、いつ食べても、どんな食べ方をしても、味が同じとは言えません。おいしい食べ方、食べ時が肝心。フランスパンの賞味期限は「6時間」という話もあり、焼きあがって早い方がおいしいと言えます。
だから、おいしく食べるために、即座の(冷めた後)冷凍が必要かと。そして解凍の実験をしましたが、このセミバゲットであれば、室温(25度の場合)2時間でグッドという結果を得ました。そして、バターやチーズと合わせて焼かずに食べると、おいしいです。ワインもほしいところですね。以上、ここ数日の実験結果でした。
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