晴れ 良い天気が続きますね。小麦にとってはうれしい限りです。何としてでも収穫します。この好天は天が味方してくれているのでしょう。

DSCN4766[1]昨日は、とてもいい運動になった山行でした。おかげさまで、体が引き締まったような、軽いような。朝から気持ち良く仕事をしています。折々帳を見てください。昨日の様子がわかりますから。

全く話が変わりますが、国会で通された「共謀罪」法案。私は認められません。私の敬愛する小林多喜二という作家は29歳の時、特高警察によってつかまり、その日のうちに拷問で殺害されました。その根拠になった法律が治安維持法。その轍を踏まないように、戦後民主主義は個人の自由、基本的人権を大切にしてきたのです。多喜二の小説を読めば、いかに人を愛し、人間らしく生きようとしていたかがよくわかります。多喜二が日々の出来事や思いを綴っていたメモ「折々帳」を私はこのブログ名に借りたわけです。誰もが、自由に、自分の思いを発信できることは当然であり、気に入らない考え方を力で押さえつけるようなやり方は、周りからどう思われようが「認めない」と、声を出し続けねばと思います。考えの違うあなたともともに暮らしていけるそれが人間の共同社会なんですから。共謀罪は、国民の声が弱まったり、政治や国に無関心になってきたとき、権力者の強力な武器となる恐れを秘めた法律です。