ついに、やっと、念願の、薪小屋ができました。№153

塚原暮らしに欠かすことのできない薪ストーブ。そのために、欠かすことのできない薪。その薪をつくり、蓄えておくために必要不可欠な薪小屋。
その薪小屋が、ついに、やっと完成した。

思えば苦節7年。
私のような、小学生的レベルの日曜大工嗜好者にとっては、塚原暮らしに必要な様々な技術・ノウハウはなかなか身に付けるに至難。
塚原在住の知人「トミさん」は、以前より憧れの人であり、尊敬の対象。というのも、自分で何でもできる人で、家を建てるぐらい朝飯前みたいな感じの方。
そのトミさんに、いろいろ教わって少しずつ、チェーンソーなども使えるようになってきた。
しかし、必ずやって来る冬に、薪ストーブで完璧に対応することは、いままでできなかった。
それは、薪づくりも含め、薪小屋がなかったからだ。
薪をストックする場所が狭いうえに(薪だな)、チェーンソーもすぐ切れなくなり、薪づくりをあきらめることを繰り返していた。

しかし、今年は、今までとは状況が一変。
オニパンの従業員である坂口君の知人が玖珠町で「カネヤス」という、チェーンソーのメンテナンスや農業機械の取り扱いなどをしている。そのカネヤスのオーナーがまたとても親切な方で・・・。というふうにして、我が家のチェーンソーがよみがえり、とんでもなく切れ味抜群の代物に生まれ変わってしまった。
チェーンソーの使い方も一から教えていただき、一体今までどうしてあんなに苦労していたのかというような状況になってしまった。
面白いほどによく切れる。

さて、あとは、薪小屋なのだが。
薪小屋は、いぜんより使い勝手を考えて、設計図を頭の中で考えてきた。
そして、費用もできる限り節約して、安づくりにしようと。
見た目は、私の大工技術では、どうあがいてもパッとせんことはわかっていた。
しかし、使い勝手は一工夫できる。
生活が便利になるという喜びは、本当に代えがたいものがある。
仕事場においても、いつも一工夫を考えている。いい考えが思いつくと、夢中で製作に没頭してしまう。
人間って創造する喜びは、「人であるための土台」では、って気もする。
前置きはともかく、どんなものになったかご紹介を。

「うわー、かっこわりー」と言わないで。
正面向かいまして左は、雨に当たらないようにして、いろんなものを置けるスペース。現在は切れてない枝など置いている。真ん中と右は薪置場。特筆すべきは、下に台車など突っ込まれる場となっている。


この薪小屋は、2層(手前層と奥層)になっている。実はこれが私が一番気に入っているところ。こうすると便利なことがある。

棚が増えるので、たくさん薪を置くことができる。
風通しが良くなる。


こんな風にして、通路があるので、一輪車などを入れて、薪を運ぶことができる。

雨の日などとても便利。

これだけの小屋、材料を拾ったり、
もらったり、買ったりで紙一枚でできました。

さあ、来い!冬よ!

って思ってたら、昨日とても寒かった。
それで、今年初めての薪ストーブ点火!!

うわー、あったかい!!
外は7度、部屋は25度に!!

リー君、ちゃんと定位置に。

朝起きて部屋の温度は何と21度!
外は4度。
ストーブの火を消して寝たのに。
薪ストーブはすごい!!

エコで、心にも優しい。
電気代しんぱいしなくてもいいものね。