別れ

イギリスからやってきたタツくんとフランさんが今朝オニパンカフェから旅立ちました。9日間の滞在でしたが、私たちにとってとても刺激的であり、また楽しく有意義なひと時を二人は運んできてくれました。若いにもかかわらず、二人はよく動き気遣いもできる若者でした。お店でも良く働いてくれました。湯布院の知人から聞いていたウーハーという制度。それは、NPOで宿泊と食事の提供を受ける場合、一日6時間働くことが条件だそうです。私は、タツくんとフランさんにそのことを告げました。二人は、それ以上の働きをしてくれました。一昨日は二人がスパゲッティパーティを準備してくれました。私たちに「何もしなくていいですから、お風呂に入ってゆっくりしてください」と告げ、自分たちは夕食作り。テーブルに並んだ3種のスパゲッティのおいしかったこと。片付けも全部やってくれました。私たちのようなお店商売をしている者にとって、一番嬉しいことは、労働の軽減。食事の世話まで面倒を見ることは正直言って余裕がない状況です。人のお世話になる時は、相手に負担のかからないよう気遣いをし配慮できるようにしなければと逆に若い二人から学びました。今朝、4人で記念写真を撮り、お別れをする時は何かとてもさびしい気分になりました。